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製品情報
2010年12月1日
ベクタ・グラフィックス・アクセラレータの新製品
「GV200」コアのライセンス提供開始について

   株式会社TAKUMI(本社:東京都港区芝4丁目3番6号 代表取締役社長:重南 修)は、組込み機器向けグラフィックス・アクセラレータの新製品として、2Dベクタ・グラフィックス・アクセラレータ・IPコア「GV200」のライセンス提供を開始したことをお知らせします。

   「GV200」は、既にライセンス中の高性能かつ業界最小クラスの2Dベクタ・グラフィックス・アクセラレータ・IPコア「GV300/330」をベースに回路規模を約50%程度削減したベクタ・グラフィックス・アクセラレータ・IPコアです。ベクタ・グラフィックスの特長である高品位なスケーラブル・フォント描画、地図描画、イメージ描画やイメージフィルタリングなどの主要なアプリケーションを実現する多くの描画機能はそのまま利用可能です(*1)。また、基本アーキテクチャはGV300/330のままに、テッセレーションなど高負荷な処理を含むほとんど全ての描画処理をHWコアにて実行するため、従来製品と同様にCPUに負荷を掛けません。

   「GV200」について、取締役兼研究開発本部長の新田博之はこう語ります。「組込み機器では、お客様の最終製品毎に多種多様なご要望があります。GV200は、高品位な2Dベクタ・グラフィックスを、より低消費電力と低コスト(LSI上のサイズ最小化)で実現したいというお客様方のご要望に応えて開発した新製品です。株式会社TAKUMIでは、サイズ・性能・機能を容易にカスタマイズ可能な「GSHARK-TAKUMIシリーズ」のアーキテクチャにより、お客様からの様々なご要望に応えられる製品ラインナップを引き続き拡充してまいります。」

    (*1) GV300/330コアから一部の描画機能やカラーフォーマットを削減しています。
          詳細な仕様に関しては、直接お問い合わせ下さい。

株式会社TAKUMIについて
   株式会社TAKUMIは、独自の2D/3Dグラフィックス・アクセラレータ・IPコア(LSI用のハードウェア回路) 「GSHARK-TAKUMIシリーズ」を開発・ライセンスしています。組込みシステム向けに特化した高性能かつ小規模・省電力なリアルタイム2次元・3次元描画処理が行えるグラフィックス・アクセラレータ・IPコアや、グラフィックス・ライブラリの開発に注力し、あらゆる組込み機器の表示装置の表現能力を豊かにするソリューションをお客様に提供してまいります。

本ニュースリリースに関するお問い合わせ先
   株式会社TAKUMI セールス&マーケティング・グループ   電話:03-5419-8690
 
   本文の製品名、会社名は、各社の商標または登録商標です。